するめも人参もぶっとく切って、ちょっと工夫すれば、何となくネバネバして甘いだけの松前漬もこんなにたくましく嬉しい味わいになります。
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いろいろな豆が楽しく口中でおめでとうを言いあいます。 西洋の素材だって日本の正月の役どころを与えてやれば、食卓に本当に新鮮な嬉しさが広がります。パティスリーのお惣菜としても出したことがある豆サラダ。タコは入れなくても構いません。
ホック、ホック、ホカッ!きのこと卵ってこんなにも相性がいいんです。息もつけぬおいしさです。 栽培のきのこの中ではまいたけが一番しっかりときのこらしさを持っています。他のきのこだけでは卵の中に香りが埋れてしまいますので、まいたけは必ず加えてください。
実家の小さな庭の片隅に、山芋の蔓が一本のびていました。そこに毎年小指の先ほどのむかごが、葉の付け根のところにたくさんつきました。いつもはそれをとって集めて、ふかして塩を振って食べました。嬉しい、舌に少しぬめりをもって寄り添う素朴な味わいでした。「炊き込みご飯」にこれは格好の素材。売っているむかごでも、記憶の味わいに、すんなり重なりました。懐かしさに満ちた、滋味深い味わいは心をポッと暖かくしてくれます。切り昆布を加えることで、むかごの味わいがよりしっかりしました。
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