峻烈なる道程弓田亨

弓田亨のしてきたこと

さまざまな人々、『ブルータス』『クロワッサン』など各誌面において、
フランス菓子界の巨匠はもとより、「巨星」と称され、
弓田亨の作るフランス菓子は本質を目指し、
普遍的なおいしさを持つと評されています。

けっして時代の雰囲気に身を任せず、おいしさとは何か、フランス的な味わいとはどのようなものか、自己の存在をかけて追い求めてきました。

今から20年以上前に、その後、多くのパティシエに感動と勇気を与えるパティシエのバイブルとして、読み続けられることになる『パティスリー・フランセー ズ そのイマジナスィオン』を出版。この著書によって、常に新たな技術と精神的高揚を多くのパティシエに与え続けてきました。

さらに2008年秋、業界紙『ガトー』の中でこれからのパティシエの新たなバイブルとなるであろうと評された彼の最終的な体系であるイマジナスィオンシ リーズの最終章『パティスリー・フランセーズ そのイマジナスィオン・フィナル 3.フランス菓子 その孤高の味わいの世界』を出版しました。その中で弓田は「今まで少なくともこの日本では誰も到達しえなかった、多様性と多重性に満ち た孤高の味わいの領域に、私はいる」と広言します。どのようなパティシエが挑んでこようとも彼を凌駕することは出来ないとさえ言い放ちます。

さらに弓田は、自らのフランス菓子を追及する過程で知った「日本のただれた異常な食の実態」を伝えたいとの思いから、食の領域を冷徹に見つめる「食の仁 王」となるべく、日本の食の偽りだらけの実態を伝え続けてきました。全く孤立無援の歩みでしたが、最近では、「食の魔人」という異名さえつけられてしまい ました。

弓田の心と身体は若々しく、今も、さらにこれからも、留まることを知りません。

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