RECETTE:040 (2012年10月12日)切干大根
これも日本人の食の原点となる家庭料理の一つです。
子供の頃の田舎の想い出そのものの切干大根です。こんなに旨いものを今の日本人は知らないなんて、本当に悲しい。
私はこの切干大根を食べる時は、いつも大きなため息を吐きながらです。「はー、んめぇなぁ」また一口、「んー、んめぇなぁ」この匂い、日本人の匂いです。
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- 出し
- 水 300g
いりこ 10g
昆布 5g
干し椎茸 2~3個(10g)
身欠きニシン 100g -
- A
- 水 200g
切り干し大根 60g -
- B
- こんにゃく 100g
油揚げ 30g
人参 1本(100g)
酒 大さじ2(30g)
醤油 大さじ31/3(60g) -
- 酒 大さじ1(15g)
1 出しを鍋に入れ、3~4時間浸けておく。煮る直前に干し椎茸の石づきを取り、笠と軸を幅5㎜の薄切りにして鍋に戻す。
2 切干大根はキッチンバサミで半分に切る。こんにゃくは縦3つ、7mm角の拍子切り。油揚げは縦半分、幅1cmに切る。人参は皮をむかず、長さ5cm、4mm角の拍子切り。
1 出しを浸けておいた鍋に切干大根、Bを入れ、フタをして火にかける。沸騰したらごく弱火にし、軽くフツフツと20分煮る。 *ここで味見をします。十分に切干大根と身欠きニシンの味わいが出ていればOKです。あまり長く似てしまうと、味わい、歯ざわりが失われます。
2 酒を加え、フタをして軽くフツフツと5分煮る。