心と身体を健康にする週末レシピ ごはんとおかずのルネサンス

RECETTE:039 (2012年10月5日)会津の芋煮

会津の芋煮

本当に涙が出るほどにたくさんの思い出が繋がっています。秋になると必ず何回かは町内の人達などと山に出かけ芋煮会をしました。山からとってきた自然のきのこ、未だ味わいのしっかりしていた豚肉、ぶつ切りの里芋、大根、こんにゃく、手作りの味噌。とにかく技なんてありません。ガバッと煮る。それだけで野性味あふれるホックホックした旨さがありました。今でも胸の中にはっきりと味わいは残っています。もうまったく同じには出来ませんが、心と身体に太い暖かさが湧きでる旨さです。



材料(5〜6人分)

  • 出し
    水 1.2リットル
    いりこ 5g
    昆布 5g
    鰹節厚削り 5g
  • A
    豚肉(小間切れ) 150g
    人参 50g
    ごぼう 25g
    こんにゃく 110g
    大根 200g
  •  
    里芋 7個(560g)
  • B
    油揚げ 1枚半(75g)
    舞茸 50g
    生椎茸 約2個(30~35g)
    しめじ 50g
    長ねぎ(下仁田ねぎ) 2本(150g)
  •  
    塩 小さじ1/3(2g)
    味噌 大さじ6強(110g)



下準備

1 出しを鍋に入れ、3~4時間浸けておく。

2 豚肉は3cmくらいの一口大に切る。人参は皮をむかず厚さ5mmの半月切りまたはいちょう切り。ごぼうは皮をむかず、厚さ5mmの小口切り。こんにゃくは6等分くらいに手でちぎる。大根は皮をむかず厚さ2cmのいちょう切り。里芋は皮をむき、縦半分に切る。油揚げは8等分に切る。舞茸、しめじは小房に分ける。生椎茸は石づきを取り、笠を縦4つ、軸を縦半分に切る。長ねぎはい幅5cmに切る。

作り方

1 出しを浸けておいた鍋にA、塩、味噌20gを汁で溶いて加え、フタをして火にかける。沸騰したらごく弱火にし、軽くフツフツ10分煮る。 *火加減の調整が難しい場合は、5mmずらしてフタをしてください。

2 里芋を加え、軽くフツフツ10分煮る。

3 B、味噌70gを煮汁で溶いて加え、フタをして軽くフツフツ8~10分、大根が柔らかくなるまで煮る。 *里芋は煮崩れてもいいです。きのこも少しだけくたっとなるくらいが味わいが出ます。

4 煮汁で溶いた味噌20gを最後に加え、鍋の周り1/3がフツフツしてきたら火を止める。フタをして5分おく。




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