心と身体を健康にする週末レシピ ごはんとおかずのルネサンス

RECETTE:036 (2012年9月14日)胸を張るごぼうの味噌汁

胸を張るごぼうの味噌汁

ごぼうはいつも味わいの黒子、下支えの役ばかり。とても地味に思えます。でも半端な脇役ではありません。料理の全てで全体の味わいを厚くしっかりと支えます。そして日本のココロ、素朴で朴訥な一途な香り、味わいがあります。ここではごぼうが主役です。明るい舞台の上の少し晴れがましい味わいです。香り、歯ざわり、味はいつもと大きく変わります。ごぼうのいつもは控えめに見えるごぼうの変身、何かとっても楽しい。



材料(4人分)

  • 出し
    水 800g
    いりこ 6g
    昆布 3g
    鰹節厚削り 7g
  • A
    ごぼう 200g
    人参 100g
    玉ねぎ 100g
    舞茸 60g
    里芋 130g
    豚肉(小間切れ) 50g
  •  
    味噌 大さじ5(90g)



下準備

1 出しを鍋に入れ、3~4時間浸けておく。

2 ごぼうは皮をむかず笹がき。人参は皮をむかず厚さ2mmのいちょう切り。玉ねぎは縦半分、幅5mmに切る。舞茸は小房に分ける。里芋は皮をむき、厚さ5mmの輪切りまたは半月切り。豚肉は2~3cmくらいの一口大に切る。

作り方

1 出しを浸けておいた鍋にA、味噌1/3を浸け汁で溶いて加え、フタをして火にかける。沸騰したら弱火にし、ごく軽くフツフツと3分、里芋に竹串がすっと通るくらいまで煮る。 *火加減が難しい場合はフタを5mmずらして煮てください。

2 残りの味噌を煮汁で溶いて加え、鍋の周り1/3がフツフツしてきたら火を止める。フタをして10分おく。




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