RECETTE:013 (2012年3月23日)鶏ご飯
皆さんの鶏ご飯のイメージって、薄味で、「何となく鶏ご飯」というものでしょう。そんなんじゃ、駄目駄目。料亭の上品ぶった、何の印象もない味わいは家庭のご飯には必要ありません。心と身体が浮き立つように、鶏肉の味が温かくふっくらと力強くなるように、なんでもかんでも賑やかに入れちゃいます。
素材のおいしさ、栄養を少しも逃すことなく、しっかりした香りと味わいをもって、心浮き立つ鶏ご飯を作ります。
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- 米 3合
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- 出し
- 水 600g
いりこ 15g
昆布 7g
干し椎茸 4~5個(25g)
オリーブオイル 大さじ3/4(10g) -
- A
- こんにゃく 100g
ごぼう 100g
人参 120g
蓮根 50g
筍(水煮) 150g
油揚げ 1.5枚(75g)
鶏肉(モモ) 400g -
- 調味料
- 酒 大さじ2(30g)
塩 小さじ1/3(2g)
醤油 大さじ8強(130g) -
- さやえんどう 50g
1 米は洗わず、ひたひたの水(分量外)に4~5時間以上浸け、ザルにあけて水をきる。きった水は捨てずにとっておく。
2 出しを鍋に入れ、3~4時間浸けておく。煮る直前に干し椎茸の石づきを取り、笠と軸を幅5mmの薄切りにして鍋に戻す。高野豆腐も鍋の中で絞って水気をきり、縦半分に切って、厚さ5mmの短冊に切り、鍋に戻す。
3 こんにゃくは厚みを半分に切り、縦半分、厚さ5mmの短冊切り。ごぼうは皮をむかず、厚さ3~4mmの小口切り。人参は皮をむかず、厚さ3mmのいちょう切り。蓮根は皮をむかず、厚さ7mm、1cm角に切る。筍は1cm角に切る。鶏肉は2.5cmくらいの一口大に切る。さやえんどうは筋を取り、半分に切る。
1 出しを浸けておいた鍋にA、調味料を加え、フタをして火にかける。沸騰したらごく弱火にし、軽くフツフツと30分煮る。
2 ザルにあけて具と煮汁に分ける。
3 炊飯器に米、2の煮汁を入れ、3合のメモリまで米を浸けておいた水を加えて炊く。
4 「炊飯」が「保温」に変わったら、15分蒸らす。
5 すし桶などにあけて、2の具とさやえんどうを加え、全体をほぐすようによく混ぜ、十分に水分を飛ばす。
6 炊飯器に戻し、もう一度「炊飯」のスイッチを入れ、しっかり5分温めてから「保温」にする。