ブックタイトル教室カタログ2014

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概要

教室カタログ2014

貴方は何のためにお菓子を習うのでしょうか?貴方の「したい」に応えたいから・・・どこにもない、おいしいお菓子が作れるようになりたい。どこよりもおいしいお菓子を、簡易な理解しやすい技術で作りたい。「綺麗で華やかなデコレーションを習いたい」「代官山でセレブで優雅な時間を過ごしたい」残念ながら、そのような希望にはお応えできません。私達は、今流行の、お菓子の味わいと全く関係のない、きれいで華やかなデコレーションなどの誇大なオブジェは、幼稚な発想であると考えています。それは、このイル・プルー・シュル・ラ・セーヌの教室しかありません。店のショーケースに並ぶお菓子と同じものを、同じ美味しさで作ることが出来るのが私達の教室です。私はホームページその他で断言し、公言しています。この日本で、私以上に食べる人の心を打つ、おいしいお菓子を作れる人はいないということを。これは誰もが周知の事実です。多くのお客様や著名なパティスィエも認め、私も確信を持っています。私達の技術は、自分達だけのプロの独りよがりの技術ではありません。教室を開いてからほぼ20 年が経ちます。初めの頃は私達も、自分達プロの技術や経験をそのままに生徒さんに提示するという、今考えてみればとても乱暴なものでした。少量のお菓子を作るためには、単純に量を少人数に算出してプロと同じ技術で作ればよいのではありません。新たな少量のための技術と考え方が必要なのです。しかし私も初めの頃はそれをよく理解していませんでした。お菓子によっては10 人のうち1 人しか出来ないものがありました。何とか一人でも多くの人がよい状態に作れるようにしなければという思いの基に、生徒さんと共に実践の中で新たに少量のための技術を作り上げてきたのです。以前は10 人のうち1 人しか出来なかった技術が、今では受講者全員が出来る技術に進化してきたのです。もちろんお菓子作りが全くの初心者でも器用とは言えない方々も含めてのことです。私達は、お菓子作りの不得意な人達を基準にした技術を常に追求しています。入学して2 ヵ月もすれば、実習の後に店の厨房から来るプロの作ったお菓子よりも、生徒さんの作ったお菓子の方がおいしいことがよくあります。これは私達の教える技術・ルセットが平明かつ正確だからです。1204 | e cole de il pleut sur la seine